お知らせ
品質管理の窓
2020.01.22
「かるた」(食品衛生)
遊びながら品質管理の知識をGET!
「コープ九州事業連合」作成のかるたから食品衛生について学んでみましょう。
「かるた」 食品衛生
「い」 イチゴジャム なめたスプーン 入れちゃダメ
一度に食べきれない食品を取り出すときにはきれいなスプーンやお箸を使いましょう。
他の食品を触ったお箸や口に入れたお箸には、雑菌が付いている可能性が非常に高い
ことから食品が汚染されてしまい時間が経つとカビが発生したり腐敗することがあります。
「き」 牛乳を 出したらすぐに 戻してね
開封時に注ぎ口部分に手の汚れが付着したり、空気中を漂っている浮遊菌が侵入してし
まうことがあります。出しっぱなしだと温度が上がり食中毒菌や腐敗菌が好む温度になり
一気に増加してしまいます。牛乳は栄養素が多く含まれていて、菌も増えやすいことから
注意が必要です。
「こ」 粉物は ダニも大好き 密封を
お好み焼粉やホットケーキミックス等、開封後の製品を長い間常温でしまったままにし
ていると内部で粉ダニが多量に繁殖してしまいます。開封した粉類は冷蔵庫などの冷暗所
で保存するか、蓋つきの容器などで密閉し、粉ダニや虫などが侵入しないようにしましょう。
「そ」 外袋 空けたら品質 劣化する
個包装の商品でも品質保持剤(乾燥剤や窒素ガス)は外袋にしか入っていない場合もあ
ります。その場合あえて小袋に小さな穴をあけている場合も多いことから、外袋を開封し
たら小袋が湿気たりカビが生えてしまうことがあります。包材の表示を確認しましょう。
「ち」 チョコが溶け ブルーム現象 白い粉
気温が高いところでは、チョコレートの油分が変化して表面に白く浮きでる現象(ブルー
ム現象)がおきます。ブルーム現象が起きたチョコレートを食べても害はありませんが、味
や風味が劣化してしまいますので気温が高くなるところでの保管は避けるようにしましょう。