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品質管理の窓

2017.06.26

かびの除去!!

 生えてしまったカビを除去するには!!       
カビが原因となって危害を及ぼす例として2通りあります。食品としての品質を低下させる場合と人の
健康を損ねる場合です。食品を製造する環境において壁などにカビが生えると空中に飛散した胞子
が食品に付着しカビによる食品事故を起こしてしまうことがありますのでカビを除去する必要がありま
す、しかしむやみにカビをふき取ろうとすると胞子がさらに空気中や壁面全体にひろがってしまうおそ
れがあります。カビを除去するには、まず胞子を死滅させてからカビ本体を除去するという手順が重
要になります。

カビが生えている部分にアルコール製剤を静かに吹きつけ、
10分程放置して表面の胞子を殺菌します。


次亜塩素酸ナトリウム製剤などの漂白剤などの漂白剤を壁面
に吹きつけ、目に見える胞子を漂白。次亜塩素酸ナトリウム
製剤には高い殺菌効果もあります。


壁の表面がざらついていたり凹凸があるなどで除去しきれない
場合は、漂白剤を含ませたブラシでこすります。


表面を十分に乾燥させます。

                                                                

参考:食品とカビ(社団法人日本食品衛生協会)