お知らせ
品質管理の窓
2020.06.23
カビの季節です!
カビの季節です!
カビは、酵母やキノコと総称して真菌と呼びます。カビは、糸のような菌糸と小さな種のような胞子から成り立っており、菌糸の先端から栄養や水分を吸収して成長し、胞子によって増殖します。この胞子はカビの種類によってさまざまな形があり、カビの様々な色は、ほとんどがこの胞子の色です。
カビの種類
カビの好む環境条件
カビは梅雨(6月~7月)だけでなく秋の長雨(9月~10月)にも多くなります。これは、気候の要因としては湿度がカビ数の増減に大きくかかわっているからです。湿度以外でカビが生育するのに必要な条件の主なものとして、温度(20℃~35℃)、栄養(汚れ)があります。
カビ対策
カビが目視で確認できる状態になるとその表面には無数の胞子が形成されているので、むやみにその部分を拭いたりすると、胞子が空気中に飛散して全体に広がる恐れがあります。カビをやっつけるにはまず表面にそっとアルコール製剤を噴霧し、10分ほど放置し、表面の胞子を先に死滅させます。次にふきんやペーパータオルに次亜塩素酸ナトリウムを浸したものを壁面に当てて見えるカビを除去します。浸した部分を長く定着させることがポイントです。その後十分にすすぎ、表面を乾燥させましょう。