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品質管理の窓
2019.11.29
ノロウイルス
冬は特にご注意!
食中毒は夏だけではありません。
ウイルスによる食中毒が冬に多発しています!!!
平成30年のノロウイルスによる食中毒は、256件で病因物質別の患者数では第1位となっています。
食中毒の発生は年間を通して見られますが、例年11月頃から増加し始め、12月から翌年1月にピークを迎え、3月頃まで多発します。
家庭におけるノロウイルス食中毒を防ぐためには
① 手洗いの徹底
② 吐物の適切な処理
家族が感染してしまったときは細心の注意が必要です。
③ 食品の加熱
中心温度が85℃、1分以上の十分な加熱調理
④ 免疫力の向上
日ごろからの健康管理
手洗いは、手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。
調理を行う前、食事の前、トイレに行った後、帰宅後など、石鹸を十分泡立てて手指を洗浄し、流水でしっかりすすぎましょう。そうすることでウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。ノロウイルスが流行する冬季は水が冷たく、手洗いをするのがつらく、手洗い時間が短くなったり、頻度が少なくなったりするなど、どうしても適切な手洗いがしづらくなりますが、ノロウイルス対策の基本は「手洗い」です。
(参考:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」)