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品質管理の窓
2019.11.11
卵の豆知識
★ゆで卵と温泉卵、かたさが違うのはどうして?
卵の黄身は70℃以上でかたくなり白身は80℃以上でかたくなります。
沸騰したお湯でゆでるとゆで卵に。
黄身がかたくなり白身が固まらない温度のお湯に
15~25分つけておくと温泉卵ができます。
★卵の保存は室温? 冷蔵庫?
卵は、サルモネラ属菌などによる
食中毒を防ぐために洗浄消毒をしてからパックに詰め、
賞味期限を表示して売られています。
でも取り扱いが悪いと菌が増えてしまうことがあります。
卵は新鮮なものを買って冷蔵庫(扉ではなく本体10℃以下)で保管しましょう。
★ ゆで卵の殻
ゆで卵はツルンとむける卵とそうでない卵があります。卵の殻にはごく 小さな穴がたくさんあいています。時間がたつとこの穴から卵の中に入っていたガスが抜けて、薄皮(殻の内側にある膜のようなもの)と白身の間に隙間ができるため殻がむきやすくなるのです。
★生卵とゆで卵の賞味期限?
生卵には、細菌を分解するリゾチームという酵素があります。これが腐敗を防いでいます。でも、加熱するとこの酵素が破壊されるのでゆで卵の方が傷みやすいんです。賞味期限は生で食べられる期限(10℃以下で保存)を表しています。もし、賞味期限を過ぎてしまったら十分加熱して食べましょう。
(参考:「食品安全」VOL.35)