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2017.08.31

手洗い選手権 2017夏

手洗い選手権in店舗(夏) 

 

食中毒防止は手洗いから!


 
コープおきなわでは、毎年夏と冬に、全店舗の生鮮4部門(農産、水産、畜産、惣菜)の全職員を対象に、手洗い方法の学習(手洗いチェッカー)と手洗い選手権(ATPふき取り検査)を行っています。今年度も7月に手洗い学習会、8月に「第19回手洗い選手権」が行われました。

 

食品衛生は手洗いに始まり手洗いに終わる」、と昔から言われているように、衛生的手洗いの重要性は認識されています。インフルエンザやノロウイルス食中毒等の二次汚染防止のために、手洗いの殺菌洗浄が十分に行われているかチェックし、独自の手洗いマニュアルの作成と正しい手洗いの意識付けを行っています。

 

手洗い選手権」は、タイマーを使用し初級コース(1分間)、中級コース(45秒間)、上級コース(30秒間)の時間制限を設け、限られた時間の中で丁寧かつ迅速に手洗いを行い、ATP検査機で測定します。

 

各コース2回合格すると次の級に進み、上級コースを2回合格すると、「手洗いマイスター」として、認定します。

今回も多くの職員が参加し、店舗全体の合格率が78%と目標の70%をクリアしました。

  

 

 ※ATP検査法とは→洗浄後の状態を科学的に数値化する検査。(菌検査ではありません)
    ・ATP:アデノシン三リン酸  地球上のすべての生物のエネルギー源として存在する化学物質     
     

ATPは、食品製造現場での汚れ(食品残渣、微生物、ヒト由来の汚れなど)に多く含まれている物質なので

ATP量が多いと高い数値が出て(洗浄不良)、低い数値だと汚れが少ない(洗浄良好)ことがわかります。

(NPO法人 衛生検査推進協会)

食品現場における洗浄度管理基準値を一般的には手指→1500以下(発光量RLU)ですが、コープおきなわでは基準をより厳しくし700以下を合格としています。