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品質管理の窓

2015.02.02

結露

冬の住まいにとって厄介なのが「結露」。
温かく湿った空気が冷たいものに触れると水滴になります。これが「結露」です。
空気は温度が高いほどたくさんの水蒸気を含む性質があり、温度が低いほど少ししか水蒸気を含むことができません。
暖房を使用している冬場の窓に結露がつくのは、外気で冷えた窓に接した温かい室内の空気が冷え、結露として水が目に見える形で現れる現象です。結露は空気の温度差で発生するので窓辺や押し入れ、戸棚の裏などの住まいの中だけでなく、食品の包装内など様々なところで見られます。

結露で窓辺やカーテンにカビが・・・!
カビはどこにでもいる微生物で、繊維に付着したカビの胞子から菌糸を伸ばして増殖して行きます。
繊維に発生したカビによるシミはなかなか洗濯では落とせなくなり、繊維をもろくさせてしまいます。カビが生えないようにこまめに水滴を拭き取り、結露を予防することが大切です。
              
結露を減らすには・・・・・
暖房した部屋の中は炊事や風呂などの影響もあり、かなり湿度が高くなっています。一方、冬の外気はとても乾燥しているので、外気を取り入れることが効果的です。結露は夜間、暖房を止めた後に発生しやすくなるので寝る前に数分間窓を開けて部屋の水蒸気を追い出すのもよいでしょう。こまめな換気も効果的です。

(参考:コープこうべくろまろvol.50)